2018.11.15
2018.03.13
「NuAns NEO [Reloaded] モニターキャンペーン」に当選したみなさまよりいただいたレビューをご紹介します。
1.応募したきっかけ
現在、通話用とデータ通信用でスマートフォンを2台持ちしているのですが、通話に利用しているサービスより、2018年3月で新規受付のみならず機種変更なども終了するという知らせがありました。そこで、次の契約更新を機に解約して通話とデータ通信を1台にまとめることにしました。
現在データ通信用に使用しているスマートフォンは3年以上前に購入したもので、Android 4.2とOSも少々古め。使用感やバッテリーにまだ問題はでてきておりませんが、Android 8.0の端末が出てきている中、スペック的に少々心もとなく思っていました。そこでスマートフォンを新調する際に候補として挙がったのが「NuAns NEO [Reloaded]」でした。とにかくその見た目。何よりもデザイン性に優れた端末なので、実際に見てみたいと思いました。しかし、四国の片田舎ではお目にかかれる場所がありません。そう思っているところにモニター募集があることを知り、これとない機会だと思いモニターに応募しました。
2.いざ開封
到着したモニター機の梱包を開けて出てきたのは、予想外のパッケージ。よくある箱型ではなく筒状になっています。今まで購入した携帯電話やスマートフォンのパッケージは基本箱型だったので、とても驚きました。パッケージは製品の性能に影響するものではありませんが、製品を開封する際のわくわく感がよりいっそう大きくなりました。
開封後もそのまま棚に飾っておきたくなるようなデザインです。
パッケージ内は3層構造になっていて、真ん中に本体がおさまっていました。
ケーブルなどの付属品がまったくない!? と思いきや、パッケージを上から見ることで解決いたしました。
モニター機とともにFLIP CaseとTWOTONEカバーが入っていたので、早速つけ替えてみることにしました。
カバーの開け方のコツが分からず少々苦戦しましたが、なんとか最初についている半透明のカバーを開けることができました。最初はおっかなびっくりでしたがコツをつかめば難しくはなさそうです。カバーを外すときに、端末の上と下を持って本体を支えなければならないのですが、端末の上下面は表面に凹凸があり滑りにくくなっているのがいいと思いました。
本体カバーを外すと左下にストラップを装着できるようになっているのです。携帯電話からスマートフォンに移行した時、どうしてストラップがないのだろうか不便だなぁと思った人間にとってはありがたい心遣いです。
TWOTONEカバー装着。
こちらは上半分と下半分でカバーが分離されているので、最初に装着されていた1枚のカバーより着脱が容易でした。これなら複数のカバーを気軽に使い分けできそうです。それにしても、正面から見て角が四角い端末って珍しいですよね。ちょっと特別な感じがします。
3.大きさの比較
現在使用している2台のスマートフォンとの大きさを比較してみました。
正面から見た大きさはほぼ同じでしょうか。NuAns NEO [Reloaded]の方が少し縦が短くなっています。
厚みはNuAns NEO [Reloaded]の方が厚く感じるのですが、比較しているスマートフォンはかまぼこのように湾曲したデザインになっており端に行くほど薄くなっているのです。そのため、NuAns NEO [Reloaded]がより厚く見えるようです。
横に並べて比較すると、さほど違いを感じません。若干NuAns NEO [Reloaded]の方が厚いものの、普段は手持ちのスマートフォンにカバーをつけて使用しているのでカバーを装着するとほとんど変わらなくなります。
4.防指紋について
実機を使用する前あちこち触って気がついたのが、指紋がつきにくいということでした。カバーガラスに「防指紋フッ素コーティング」をしてあるとのことですが、指紋が全くついていないことに驚きました。もちろん、実際に使用して何度も触ると多少の指のあとはつきますが、手持ちのスマートフォンと比べるとかなり汚れがつきにくく感じました。
5.色鮮やかな起動画面
初期設定をすませ、早速使ってみようと最初に起動した時に思ったのが画面の鮮やかさでした。起動画面で表示されるNuAns NEO [Reloaded]のロゴがとても色鮮やかで印象的。手持ちのスマートフォンと比べると、画面がくっきりはっきり見えると思いました。
6.アプリの動作確認
今回モニター機をお借りできることになり試してみたかったことの1つが、利用しているゲームアプリの動作確認です。遊び始めた当初は特に問題なくスムーズに遊べていたのですが、アプリのバージョンアップを重ねるうちに徐々に起動が遅くなり、アプリの動作が不安定になってきたのです。タッチ性能が問われるようなアプリではないため、動作が多少不安定で遅くても特に問題はないのですが、最近はプレイ中に数秒〜10秒程度フリーズすることが多くなり、少々もどかしく感じておりました。
NuAns NEO [Reloaded]にゲームアプリをインストールしてためしにプレイしたところ、動作が全く違うことに驚きました。まず、なにより起動が早い。あまりにも起動時間が違うので、どれだけ違うのか実際に時間を計測してみました。すると、手持ちのスマートフォンでは2分27秒かかるアプリの起動が、NuAns NEO [Reloaded]だと31秒で終わったのです。約2分も起動時間が早くなるという驚愕の結果でした。これまでアプリの起動に時間がかかっているのは通信による要因が大きく、アップデートを重ねてゲームデータが多くなってくると起動に時間がかかっちゃうんだろうなぁなどと勝手に思っていました。CPU性能でアプリの起動時間がここまで変わるとは思いもしませんでした。
また手持ちのスマートフォンではプレイ中に数秒〜10秒フリーズするのですが、描画処理が重そうなゲームなので、これに関してはCPU性能がよくなればスムーズにプレイできるだろうと予想しました。実際に数時間プレイしてみたのですが、まれに少しもたつくこともありましたが数秒フリーズということはなく動作はスムーズ、こちらは予想通り満足のいく結果となりました。
ゲームアプリをプレイしていて思ったのが、「画面上をするする滑る指の感覚が非常に気持ちいい」ということでした。ひっかかる感じが全くなくて、触れているととても気持ちいいのです。個人的には傷防止用に保護フィルムを貼りたい派なのですが、貼ってしまうとこの感じがなくなるのかと思うとちょっと考えてしまいます。公式ショップで売られている「NuAns NEO [Reloaded] 衝撃吸収 液晶保護フィルム」なら大丈夫なのでしょうかね。いつもは100円ショップで購入したフィルムですませているのですが、手触りがここまで違うなら100円ショップですませないでいいものを買いたいなぁと思いました。
7.ホーム周りへの戸惑い
いろいろと触っていて少々戸惑ったのが、ホーム周りの操作でした。現在使っているスマートフォンは常にホームや戻るなどが表示されているタイプなので、少々勝手が違い操作しづらく感じました。ただ、そのおかげで縦の長さを少し短くできているのだろうし、これは慣れなんだろうなぁと思います。調べたところによると、指紋認証のボタンをホームボタンに割り当てられるようなので、指紋認証機能を使わないならホームに割当てしまえばいいのかなと思いました。どちらにせよ、カスタムできる幅があるのはいいことです。
8.便利なおサイフケータイ機能
次に試してみたのがおサイフケータイ。これまでおサイフケータイなど縁のないものかと思っていたので、テンションがあがりました。田舎なので電子マネーを使う機会は少ないのですが、最近は使えるお店も増えてきたので使えると便利なのかなぁとは思っていました。実際にアプリに電子マネーを登録してみようかと思ったのですが、少々引継ぎなどが大変そうなので断念。
結局お試しまで行きませんでしたが、思いの外便利だったのがICカードの残高読み取り機能でした。最近はチャージ式のポイントカードが増え、複数枚持っているとそれぞれの残高がいくらだったのか把握しきれず。たまにしか使わないカードだと、残高あったかなぁ? と使用するときに少々不安になることも。コンビニやスーパーのカードは購入時にレシートが出るのである程度まだ管理できるのですが、交通系のカードはレシートが無いので残高を把握するのが難しく。また残高がないときに一番困るのも交通系カードです。
手持ちのカード3枚(WAON・nanaco・PASMO)が対応していたのでそれぞれの残高をチェック。当たり前だけど残高が読めてるー! これにはかなりテンションがあがりました。本体にICカードを挿入できるのですが、もともとついている半透明のカバーだと中が少し透けて見えるので、お気に入りのデザインのICカードを入れて楽しむのもありかなぁと思いました。となると、中がばっちり透けて見える透明のカバーがあってもいいのかも。
9.車内でのナビ利用でGPSチェック
次に普段からスマートフォンを車のナビ代わりに使うことが多いので、GPSをチェック。
左がNuAns NEO [Reloaded]で右が手持ちのスマートフォン。どちらも誤差数メートル以内です。普段使用しているスマートフォンで問題なくナビゲートできているので、問題なく使えそうです。
10.SIMカードを挿入してみる
NuAns NEO [Reloaded]ではmicro-SIMとnano-SIMが使えるようになっています。手持ちのSIMカードはmicro-SIMなのです。しかし、最近はnano-SIM端末が多く端末を新しくする時にサイズ変更するのが面倒だなぁと思っておりました。どちらもサイズも使えるのはとても便利でありがたいことです。早速、手持ちのSIMカードを挿してみることにしました。
本体のカバーを取ってSIM/microSDと書かれてある防滴キャップを取ります。
出てきたのはSIMスロット。横から挿し込むタイプのSIMスロットしか見たことがなかったので、どうやって挿し込むのか戸惑いました。説明書を見ると、金属のフタを左にスライドさせてロックを外して持ち上げろとのこと。カバーをスライドさせて持ち上げると、大きく開くようになっていました。そこにSIMカードをセットして、カバーを閉じたら完了。どんどん小さくなるSIMカード、挿し込み式だと挿すのは容易でも出すときにコツがいるものもありますが、こちらはカバーが大きく開くので挿し込みやすいです。
カードをセットしたあと本体を起動すると、「SIMカードが挿されました」とポップアップが出現。タップするとすぐにAPN設定画面に移行しました。すでにたくさんの設定が登録されているので、利用しているサービスを選ぶだけでSIMカードの設定が完了です。
SIMカードもばっちり認識されました。起動後設定完了まで、ものの1分もかかりませんでした。データ専用のSIMカードのため残念ながら通話を試すことはできませんでした。
11.ケースの着せ替え
カバーを取ったついでに着せ替え。着せ替え人形が大好きなので、カバーを着せ替えできるのは楽しいですねー。
ちなみに、自身のスマートフォンは画面保護用に手編みのケースに入れて持ち歩いているのですが、革のカバーをつけると滑りが悪くて手製のケースには入れづらくなってしまいました。しかし、机においたまま使うときに革だと滑りにくいとか、木製や革製だと指紋が目立たないとか、デザインのみならず実用性でカバーを選べると思うといいですね。
写真を撮り忘れていたのですが、今回モニター機とともにFLIP Caseも入っておりました。なるべくコンパクトに持ち歩きたいので、これまでFLIP Caseには興味がなかったのですが、このカバーがとても優秀。カバーを開けると、自動的に電源が入るようになっており、電源ボタンを押さなくてもいいようになっているのです。確かにフタを開けようと思う時は、使いたい時ですもんね。本体保護の観点でも優秀ですし、このようなギミックがあると思うとFLIP Caseもいいなぁと思いました。
しかし!
個人的に一番好きなのは標準のカバー、最初にセットされている半透明のカバーです。これの何が好きかと言うと、半透明なので中が透けて見えるということです。
ちまたではさまざまなスマートフォンカバーが売られておりますが、そのほとんどが本体の上からかぶせる仕様になっています。しかし、NuAns NEO [Reloaded]は本体のカバー自体を変えられるようになっているので、中を透けて見せることが可能。中の基板が見えるとまでは行きませんが、通常隠れる部分が見られるのは心くすぐられます。
なにより、カバーをカバーで覆うことで、熱をこもらせてしまうことがないのがいいです。もしこの標準で付属しているカバーが別途購入することができるのであれば、もう少し透明度の高いカバーがあっても面白そうだなと思いました。透けるのを楽しむもよし、好みの絵や写真をプリントして挟み込んで楽しむもよし、妄想が膨らみます。
カメラ性能以外の主な感想は以上なのですが、その他いくつか気になったことを簡単にまとめてみます。
12.カメラ機能以外について
初めて指紋認証機能を使ったのですが、指紋の登録に苦戦しました。指示通りにしているつもりなのですが、エラーがよく起こり登録に時間がかかってしまいました。また実際に使用しても認証されないことが多く、結局指紋認証機能はほぼ利用できませんでした。もしかしたら登録になにかコツがあるのでしょうか。説明書に「特徴情報が少ないと利用できないことがある」という旨の記載があるのですが、残念ながら自分はこのタイプに該当するのでしょうかね。個人差があるようでちょっと残念。
バッテリーの持ちは、特に気になるところはなく、数日放置してもあまり減っておらずでした。私の使い方では、しばらくゲームをして遊んでも本体を熱く感じたりすることがありませんでした。
少々残念だったのが、通知LEDが無いこと。背面のライトを通知LED代わりに使えるとのことで設定してみたのですが、今回使ってみた限り一度ピカッと光るだけだったので、鞄に入れていたり離れている時には気づくことができません。着信や、メッセージの通知などが気になる人にとってはちょっと残念だと思いました。
13.いよいよカメラ機能をチェック
最後に、一番気になっていたカメラ性能について。写真を撮影するのが好きなのですが、手持ちのスマートフォンの写真では物足りないと思うことがあり、いつもコンパクトタイプのデジタルカメラを持ち歩いています。コンデジを持ち歩くとかさばるので、ある程度好みの写真がスマートフォンで撮れればなぁといつも思っていました。
NuAns NEO [Reloaded]と手持ちのスマートフォンとコンパクトタイプのデジタルカメラで、いろいろな写真を撮り比べて見ました。比較のために、撮影する画像の画素設定以外はデフォルトで、オートモードで撮影しました。NuAns NEO [Reloaded]のカメラはSONY製だとのことですが、現在使っているコンデジもSONY。撮影画像の色合いがとても良く似ていると思いました。やや明るめの画像になる印象です。今回はすべてオートで撮影したのですが、いいなと思ったのは撮影メニューへのアクセスの良さでした。
変更したい撮影設定にすぐにアクセスできるメニュー。手持ちのスマートフォンでは撮影設定の表示項目が少なくスクロールしなければ設定できないものもありますが、NuAns NEO [Reloaded]ではすぐにメニューを出すことができ、しかも表示項目も多く各設定へのアクセスが容易です。いつも使用しているコンデジは撮影設定へのアクセスが悪く、個人的によく変更する露出補正を変えるのに、とても手間がかかり煩わしく思っていました。
しかし、NuAns NEO [Reloaded]ならばそういった煩わしさはなさそうです。ただ、露出補正の情報がExifヘッダに記録されないようで、露出を変えながら撮影して比較しようと思ったのですが、あとで確認した時にそれぞれの画像がどの設定だったかわからなくなってしまいました。カメラ性能の特徴を理解するためにいろいろ撮影設定を変えて撮ることがあるので、記録できる情報はすべてExifヘッダに記録してもらえるとありがたいなと思いました。好みの撮影画像にするのは設定でカバーできるかなと思うのですが、ややピントを合わせるのが難しく感じました。
14.最後に
以上がNuAns NEO [Reloaded]を使用してみた感想です。
個人的に良いと思ったのは、
・デザイン
・画面の綺麗さ
・防指紋フッ素コート
個人的に残念だったのは、
・通知LED
・指紋認証機能
でした。
以下、同じ場面をNuAns NEO [Reloaded]/手持ちのスマートフォン/コンデジでそれぞれオート撮影した画像です。
レビュー記事作成:zuizui
<NuAns(ニュアンス)について>
ふと手にしたくなる、自分の傍に置いておきたくなる。最先端の便利なツールにも、そんな佇まいがあれば、暮らしに便利は寄り添うことができます。そこに置いた時、まるで長く使い続けた愛用品のように馴染むもの。生活が少しだけ心地よくなるもの。NuAnsは、生活に漂うニュアンスを、そっと膨らませる新しい回答です。
デザイン性と使い心地にこだわったライフスタイル関連製品を提供するブランドのNuAnsはスマートフォン関連グッズを製造・販売してきたトリニティのブランド「Simplism」(シンプリズム)とクリエイティブユニット「TENT」(テント)による共同プロジェクトとして2015年4月にスタートしました。2015年11月には本ブランドとして初のスマートフォン「NuAns NEO」を、2017年2月には「NuAns NEO [Reloaded]」を発表しています。「NEO」は取り外し可能なカバーによって700通りものカスタマイズが可能なSIMフリースマートフォンです。
URL:http://nuans.jp |neo.nuans.jp
Instagram:nuans_jp
Twitter:nuans_jp
Facebook: nuans.jp
<トリニティ株式会社>
トリニティは、キラリと光るコンピューター周辺機器やデジタル雑貨などのアイテムを輸入/開発して日本や海外のマーケットに紹介しています。「デジタルライフを豊かにすること」が私たちの原動力です。
社名:トリニティ株式会社
代表取締役:星川 哲視(ほしかわ てつし)
所在地:埼玉県新座市東北2-14-17
URL:http://trinity.jp
Twitter:trinityinc
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受付時間:月~金(9〜17時)
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