SPECIAL

細かい配慮が嬉しい、着せ替え可能な尖った特徴を持つスマホ – NuAns NEO [Reloaded]

2018.03.05

「NuAns NEO [Reloaded] モニターキャンペーン」に当選したみなさまよりいただいたレビューをご紹介します。

1.はじめに
こんにちは、NuAns NEO [Reloaded]のモニターに当選したぶちといいます。 自宅、電車、学校、山で2週間たっぷりと使ったので、他のレビューサイトではあまり紹介されない部分までレビューできたらと思います。レビュー内ではNEOと愛称を付けさせていただいておりますので、よろしくお願いします。

2.機能的なデザイン
箱を開けると書類と化粧箱の他に付属品のType-Cケーブルと説明書、そしてTWOTONEカバーが2セットとFLIP Caseが同梱されていました。

▼写真1:届いてすぐに撮影したのでプチプチも写っています…1

化粧箱は貯金箱として再利用できるそうです。それでは早速NEOのデザインを見ていきたいと思います。まずはケースから。

▼写真22

▼写真33

最初に選んだケースは、写真2の上下分離したTWOTONEカバーのSmooth Saffron×Washed Denimです。Smooth Saffronはランドセルの人工皮革でも有名なクラリーノを使用しています。耐久性も問題なさそうです。Washed Denimはデニム風のプリントではなく、本物のデニムの質感があります。使い込むうちに風合いの変化も楽しめそうです。写真3は手帳型のFLIP CaseのSuede Blackで、試作品のため販売されていないカラバリです。このケースの質感はスエードのそれで、絶妙な感触がたまりません。カバーの開閉で自動的にオンオフする機能はもちろん、NEOのスタンドにもなります。

▼写真44

▼写真55

このように、NEOは本体とケースで1つのスマートフォンとなります。多くのスマートフォンでは味わえない、ケースとの一体感はCOREコンセプトを基に作られています。TWOTONEカバーとFLIP Caseで700通り以上の組み合わせが用意されています。公式サイトで3Dプリンタ用のデータも配布されているので、より自分好みのデザインにできることはとても魅力的です。

▼写真66

▼写真77

また、簡単に取り外しができるので、自分が着替えるように、NEOのデザインもコーディネートできそうです。持ちやすさについては写真6の通り側面が丸みを帯びているので、やや手が大きい僕でもしっかりホールドできます。

3.抜かりのないボタンと接続性
ボタンや各種接続ポートはこのような感じです。

▼写真88

▼写真99

画面を正面として、右側面に電源と音量ボタン、底面にイヤフォンジャック、マイク、裏表の区別がないType-Cポート、スピーカー、そしてストラップホールがあります。ボタンの感触はケースによって変わりました。TWOTONEカバーよりFLIP Caseのほうが柔らかかったです。電源ボタンは丸、音量ボタンは楕円なので押し間違えることはなさそうです。イヤフォンジャックですが、リモコン付きのイヤフォンマイク(AKG N20)を接続したところ、問題なく使えました。

▼写真1010

付属品のType-Cケーブルは、絡まりにくい編み込み加工された素材で、NuAnsロゴが刻印されていました。

▼写真1111

▼写真1212

NEOはUSB On-the-Go(OTG)機能に対応しています。普通のUSBメモリやカードリーダー、マウス、キーボードを接続して使うことができます。OTGアダプタを用意して、実際に試すと、特に設定をせずに使えました(一部使えないデバイスがあります)。
データの受け渡しやパソコンなしでその中身を確認することができるので、意外と重宝します。

Bluetoothについてですが、NEOはBluetooth4.1+BLEに対応しています。スマートウォッチやBluetoothイヤフォンなど、ほとんどのBluetoothデバイスと接続できます。さらに、Apt-Xにも対応しているので、Apt-X対応のBluetoothイヤフォンやスピーカーではより低遅延、高音質で音楽を聴くことができます(ソフトウェアの最終調整アップデートを行なう必要があります)。

▼写真1313

▼写真1414

手持ちのAndroid Wearスマートウォッチ(MISFIT Vapor)をNEOに繋いでみました。ナビや通知、音楽の操作などが行えるので便利です。GoogleFitアプリで心拍記録や健康管理もできます。BluetoothテザリングをSurfaceProやiPhone 7 Plusを子機として接続しましたが、安定した通信が行えました。Android 7.0以降の機種では、Bluetooth接続不具合が多いという話題がありましたが、ひとまずNEOは大丈夫そうです。

4.高精細なディスプレイ

▼写真1515

NEOは5.2インチのフルHDディスプレイを搭載しています。両サイドが丸みを帯びている曲面ガラスなので、ケースとCORE(本体)の継ぎ目はあまり感じません。さらに、Dragontrail Pro®という強化ガラスなので、傷や衝撃に強いそうです。また、フッ素コーティングがされているのでスクロールする時に、ツルツルとした感覚が気持ちいいです。この感覚はどうしても言葉で説明しづらいので、ぜひ触ってみてください!(笑)

ディスプレイの明るさは、柔軟に調整できると思います。暗い部屋でまぶしくない程度に暗くでき、昼の雪山で使っていてもしっかり見えるレベルに明るくできました。明るさの自動調整も違和感なく自然に調整されます。色合いや解像度ですが、非常に鮮やかなディスプレイで、設定からフォントを小さくしても、潰れずにはっきり見えます。Xperia X PerformanceやiPhone 7 Plusと比べても遜色ない液晶パネルです。タッチ感度も特に不便なく、スクロール中に誤動作することもありませんでした。

5.シンプルな操作性

▼写真1616

ほぼカスタマイズされていないAndroid 7.1を採用しているので、よりシンプルに操作できます。もちろんGoogle Play Storeから、流行りのアプリやゲームをインストールして使うことができます。日本語キーボードは僕が大好きなGoogle日本語入力がデフォルトに設定されていました。NEOで毎日LINEやTwitterを眺めていましたが、動作に引っ掛かりはありません。どうぶつの森やPokémon GOを遊んでみましたが、問題なく遊べます。ジャイロセンサーを搭載しているのでPokémon GOのAR機能もOKです。

▼写真1717

Pokémon GO繋がりで、NEOはGPSに加え、IZatによる位置情報サービスにも対応しています。IZatとはQualcommが提供する、周囲のWi-FiやBluetoothから大まかな位置を割り出すサービスです。Googleも同じようなサービスを行っていますが、どちらも使えるNEOは、場合によっては早く位置情報を取得できるかもしれません。IZatが使えないスマートフォンもあるので、なかなか貴重かもしれません。

6.指紋認証にも対応している

▼写真1818

NEOは本体下部に指紋センサーを搭載しています。設定から指紋を5個まで登録できます。NEOの指紋センサーはスリープ時でも、登録された指紋をタッチすることで、画面がオンになります。電源ボタンを押さずにロックも解除できるので、使い勝手が良いですね。また、この指紋センサーはホームボタンとしても使えるので、YouTube再生中など、センサーをタップするだけでホームに戻れるので、アプリが全画面になったときに重宝します。

7.実用的な通信性能
まずはWi-Fiから。NEOはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz帯に対応しています。自宅の5GHz ac対応のWi-Fiルーター(WXR-1750DHP)と接続して速度を測ってみました。

▼写真1919

インターネット回線はSoftBank光です。家中動き回っても特に接続が切れることはなく、安定した速度で通信できました。YouTubeやAmazonプライムビデオも快適に見ることができました。

次にモバイル通信です。NEOは主要3キャリア(docomo/au/SoftBank)の通信バンドに対応しています。僕が試したSIMはロケットモバイルの神プランSIMとSoftBankのiPhoneの黒SIMです。特に問題なく繋がりました(黒SIMは通常契約したiPhoneでの利用を想定しているので自己責任でお願いします)。Apple Musicでストリーミング再生して電車に乗っていましたが、切れることなく使えました。また、本当にFOMAプラスエリア(WCDMA 800MHz)で使えるか、普段スノーボードをする秋田県大仙市の協和スキー場に持って行きました。

▼写真2020

▼写真2121

少し見づらいですが、docomoの800MHzのLTEエリアとFOMAプラスエリアの電波をキャッチしています。エリアマップを見ても、このスキー場は紛れもなくFOMAプラスエリアです。

▼写真2222

秋田県は少し山に入るとFOMAプラスエリアが多いので、このバンドへの対応は必須かもしれませんね。話は変わりますが、NEOは防滴防塵なので、溶けた雪の水滴程度なら問題なく動作します。写真程度の水滴では、タッチパネルの暴走もありませんでした。

8.カメラ性能
NEOのカメラはメインカメラが1300万画素(F2.0)、インカメラが800万画素(F2.2)のソニー製のセンサーを搭載しています。レンズはどちらも広角(28/24mm)です。
カメラアプリを起動すると、こんな感じです。

▼写真2323

アイコンのみのシンプルな画面です。グリッド線のオンオフやHDRはもちろん設定できますし、画面に触れると、写真のような青いスライダーが現れ、ピントをマニュアルで調節できます。このほかに、画面を上下にスライドさせると露出を調節でき、設定アイコンをタップすると、コントラストやISO感度、シャッター音のオンオフなども設定できます。さらに、デフォルトではボリュームボタンを押すとシャッターが切れるので、確実に操作することができますね。カメラの起動は素早く、明るい場所ではフォーカスも早いです。しかし、室内や薄暗い場所では、若干フォーカスが遅くなるように感じました。スマホのカメラで夜景は撮らないので、問題なしです。

▼写真2424

▼写真2525

▼写真2626

▼写真2727

室内や駅、山の風景を撮ってみました。ちなみに写真27で写っているのは僕です(笑)(友達に撮ってもらいました)。手振れ補正機能はないものの、軽く撮る分にはストレスなく撮影できますし、スマートフォンのカメラとしては十分な性能だと思います。風景はシャープに、接写もそれなりにできるので僕は満足です。ただ、ハイエンドモデルに多いデュアルレンズのカメラや、iPhoneシリーズと比べると物足りない人がいるかもしれません。

9.電子マネーで決済も可能
僕は普段iPhone 7 PlusでQUICPay+を使っているので、乗り換えるとしたら、おサイフケータイが使えるスマートフォンに限ります。NEOはSIMフリースマホとして珍しくおサイフケータイに対応しています。今回は楽天Edyとマクドナルドアプリ、かざすフォルダにPontaを設定して使ってみました。

▼写真2828

▼写真2929

写真28のように、自販機で使ってみました。反応も良く、スムーズに支払いができました。ちなみにローソンでは、かざすフォルダにPontaを設定しておくと、Loppiの読み取り部にかざすだけでPontaが使えます。また、レジでの支払いの時はEdyなどで払うと、自動的にPontaも読み取られるので、カードを出したりバーコードを見せたりする必要は全くありません。よくローソンを利用するのでこれは便利だと思いました(NEOでEdy決済しただけですが、レシートにもPontaのIDがしっかり出ています)。

また、写真29のようにSuicaやWAONなどのICカードの残高を読み取ることもできます。さらにNEOはNFCも搭載しているので、Androidスマートフォン同士のNFC部分をタッチするだけで、開いているページやアプリ、ファイルなどを転送できるAndroidビームも使えます。

10.長時間駆動できるバッテリー
人によって使い方や画面の明るさが異なるので、目安程度に参考にしてください。

▼写真31、3231

僕はWi-FiとBluetoothを常にオンにしています。画面の明るさは自動です。主に朝の通学時、1時間程度音楽を聴いたりSNSをチェックします。昼まではほとんどスリープ状態です。普段負荷の高いゲームはしないので、2日は余裕で持ちました。NEOのバッテリー持ちはかなり優秀だと思います。休日放置してみると4日以上スリープし続けました。Quick Charge 3.0に対応しているので、より高速に充電ができます。いざという時に安心ですね。

11.あると便利な機能

・スクリーンショットボタン
Androidではスクリーンショットを撮影する時、音量ボタン↓と電源ボタンを同時に押します。片手で操作するのはかなり厳しいのです。しかし、NEOではステータスバーを展開すると、スクリーンショットボタンが用意されていました。

▼写真3333

これがあれば、わざわざ両手を使ってスクリーンショットを撮る必要はないですね。ワンタップで操作できるのでありがたい機能です。

・FMラジオ
ネットラジオなどの普及で、使用頻度が減っているであろうFMラジオですが、災害時は強力なツールとなるでしょう。テレビとは言わないものの、NEOはインターネットに接続できない状況でも、イヤフォンさえあればFMラジオが受信できます。録音もできます。地域変更という設定があるので、海外の周波数も受信できるかもしれません。

▼写真34、3534

ワイドFMにも対応しているので、一部の地域ではAMラジオの補完放送も受信できます。90.1MHzは地元のABSラジオ(AM 936kHz)の補完放送です。

・マナーモードボタン
マナーモードの切り替えは、ボリュームボタンを押した後にベルのアイコンをタップするか、ステータスバーを展開して、通知モードを変更します。これが結構面倒ですが、NEOでは電源メニューでも切り替えることができます。

▼写真3636

サイレント/バイブのみ/通常 へシンプルに切り替えられるので便利です。

・アンビエント表示

▼写真3737

設定からアンビエント表示をオンにすると、通知が来るたびに写真のようなモノクロの通知が表示されます。机の上に置いてあるときに、どのアプリからの何の通知かが一目で分かるので便利です。内容まで表示したくない場合は、アプリごとに通知範囲の設定もできます。

・APNプリセット
SIMフリーのNEOを使う人は、きっと格安SIMを契約している人も多いのではないでしょうか。大抵はSIMを入れた後、APNの設定をしないとデータ通信できません。しかし、NEOでは多くのSIMのAPNが登録済みなので、リストから選ぶだけでOKかもしれません。ちなみに僕はロケットモバイルのSIMですが、画像のようにすでに登録されていました。

▼写真3838

・読書灯
ブルーライトによる目の疲れを軽減できる機能です。スマートフォンによっては非対応な場合がありますがNEOでは、日の入り日の出や時間指定で自動的にオンオフできます。

▼写真3939

▼写真4040

ちょっとわかりづらいですが、読書灯をオンにすると写真のように画面が暗くなり、色温度が上がります(写真39がオフ時、写真40がオン時)。

もちろん読書灯の強さ(色温度)も調整できます。

・microSDカード
NEOはもちろんmicroSDカードが使えますが、このmicroSDカードを内部ストレージとして利用することができます。いわゆる内部ストレージ化とは、対応するアプリをmicroSDカード内に移動したり、写真や動画のデフォルトの保存先をmicroSDカードにするAndroidの機能です。

▼写真41、4241

LINEやInstagramなど、容量を食いそうなアプリを移動できます。32GBの内部ストレージでは足りない人は好きな容量のmicroSDカードを内部ストレージのように使用できます(UHS-Ⅱなどの高速規格に対応したmicroSDカードをお勧めします)。

12.まとめ

▼写真4344

モニター機を利用してみた結果、NEOは

・ピュアなAndroid端末を使いたい
・着せ替えを楽しみたい
・軽くて持ちやすいデザインが欲しい
・docomo/au/SoftBank系の回線で使いたい
・microSDカードで容量を増やしたい
・アプリ間を頻繁に切り替えて使いたい
・充電は早く、大容量バッテリーがいい
・防滴防塵が欲しい
・指紋認証が欲しい
・おサイフケータイが使いたい
・FMラジオが聞きたい
・ディスプレイは5インチ以上フルHDが欲しい
・有線イヤフォン/Apt-X対応Bluetoothイヤフォンを使いたい

などなど、デザインや使い勝手を重視する人から細かい部分でこだわりを持っている人まで、幅広くカバーできるスマートフォンだと思いました。それに、ケースの組み合わせを考えるだけでも楽しくないですか? また、Android Wearとの相性も良いので、スマートウォッチデビューもいかがでしょうか?

飽和しつつあったスマートフォン市場ですが、尖った特徴を持つNEOは久しぶりに心を揺さぶられました。皆さんもぜひ手に取ってみてください。きっと気に入りますよ。

レビュー記事作成:ぶち

<NuAns(ニュアンス)について>

ふと手にしたくなる、自分の傍に置いておきたくなる。最先端の便利なツールにも、そんな佇まいがあれば、暮らしに便利は寄り添うことができます。そこに置いた時、まるで長く使い続けた愛用品のように馴染むもの。生活が少しだけ心地よくなるもの。NuAnsは、生活に漂うニュアンスを、そっと膨らませる新しい回答です。

デザイン性と使い心地にこだわったライフスタイル関連製品を提供するブランドのNuAnsはスマートフォン関連グッズを製造・販売してきたトリニティのブランド「Simplism」(シンプリズム)とクリエイティブユニット「TENT」(テント)による共同プロジェクトとして2015年4月にスタートしました。2015年11月には本ブランドとして初のスマートフォン「NuAns NEO」を、2017年2月には「NuAns NEO [Reloaded]」を発表しています。「NEO」は取り外し可能なカバーによって700通りものカスタマイズが可能なSIMフリースマートフォンです。

URL:http://nuans.jp |neo.nuans.jp
Instagram:nuans_jp
Twitter:nuans_jp
Facebook: nuans.jp

<トリニティ株式会社>

トリニティは、キラリと光るコンピューター周辺機器やデジタル雑貨などのアイテムを輸入/開発して日本や海外のマーケットに紹介しています。「デジタルライフを豊かにすること」が私たちの原動力です。

社名:トリニティ株式会社
代表取締役:星川 哲視(ほしかわ てつし)
所在地:埼玉県新座市東北2-14-17
URL:http://trinity.jp
Twitter:trinityinc
Facebook:www.trinity.jp

[ NuAns NEO 製品サポート お問い合わせ ]
NEO サポートセンター
TEL:048-661-5577
e-mail:neosupport@nuans.jp
受付時間:月~金(9〜17時)

[ 本リリースに関するお問い合わせ ]
トリニティ株式会社:広報担当
TEL:048-299-3433
FAX:03-6368-5173
e-mail:marketing@trinity.jp

[ プレス掲載用画像のダウンロード ]
neoreloaded.zip

一覧にもどる